不登校になった小中学生6万5000人というニュース

不登校が増えている

30日以上休んだ場合を不登校としている、と文部科学省様はおっしゃられているようで、1993年は3万3千人、2014年は6万5千人が不登校だそうです。

そもそも小学生や中学生って1993年と2014年では分母が違うんじゃないの?という疑問を感じてWebを見回っていましたら、以下のサイトにたどり着きました。

www.garbagenews.net

不登校は思っているより増えている!?

こちらのサイトによると、1993年の小学校の児童数は850万前後、2014年は650万付近を指しています。850万のうち不登校は3万3千、650万のうち、6万5千、そういうことでしょうか?私の乏しい算数の知識ではなんともアレですが、単純に増えているといういうかその・・激増じゃないでしょうか?なにがあった?

身近な不登校

実は身近に不登校の中学生児童がいます。おいっこというやつですが、学校行きたくないのでいかないと聞いています。明確な理由はわかりませんが、身内なだけに不登校になる要素が多分にあったことは知っています。正直、この子になんらかの責任があるとは言い難く、環境に問題が多かったと考えています。自分も今の子供たちの親世代として生きていますが、1つ前の親世代やその前の親世代とくらべて、おじーちゃん、おばーちゃんと暮らすことが少なく、子供が身近な大人たちから知恵や知識を吸収する機会が失われて、一人で家にいる時間が増えていると実感します。

「かまってくれる人がいない(少ない)」小さいうちからそういうのってどうなんでしょう。。

もっと身近な不登校!?

小中学生に限らず、社会人でも会社にいけなくなる人というのは実際にいます。自分も毎朝どうやったらいかなくて済むようになるか日々考えています。

課長職を仰せつかった頃は複数のメンバーに助けられていましたが、諸々相談などを受けることもありました。同列の課長たちと話をしていても感じたことですが、出社できなくなる人っていうのは孤独な環境に身を置く人が多いです。好むと好まざるにかかわらず、だとおもいますが。

 

仲間って大事でしょ

学校で友達と喧嘩したり、先生をやっつけにいったり、学校そのものに対しても一方的に戦いを挑んだ”15の夜世代”が1993年頃までだと勝手に思っていますが、今はそういう話をあまり聞きません。

その世代の反抗っていうのは少数とはいえ、そこそこ団体行動だった認識です。共に悩み、共に抗い、共に処罰される、そういう世界からロックがはやり、さっさと大人になっておまえらみかえしてやる!という前向きな姿勢も感じられていた世代です。

どうなんですか?今。

学校から帰り、家では一人。19時になっても両親帰らず、おじーちゃんおばーちゃんもいない。TVかインターネットで時間をつぶして、宿題もそこそこにインスタントな食事でダラダラと過ごす。なんか社会や学校に抗って生きるようなパワーを得られる気がしません。それなら、避けて生きるようになるのもムリないかなと思ってしまいます。一人ならなおさら。。

 

おまえら、あんま悩むなよ!

正直学校大っ嫌いでしたが(今でも嫌いです)、行った方がいいと思います。

社会にでてから友達つくるのってけっこう大変で、今のうちに友達作ったほうがいいと思います。勉強もたくさんしたほうがいい、見える世界が変わるから。学校っちゃめんどくさいところでうざってーところでもありますが、そういうことが大人の世界より簡単に手に入るところでもあります。
大人って自分には二度と戻れない小学校や中学校時代、良くも悪くも思い出がたくさん詰まった場所です。
どうでもいいし、気に入らねーし、めんどくせーし、かったりーし。その感情すら、おじさんになると失われてしまう貴重なものなんです。気楽に行こうぜ。